場所
連子格子の商家やなまこ壁の蔵が建ち並ぶ「有松」の町並み。
「有松」は、江戸時代初期の1608年、東海道のにぎわい創出のために新しくつくられた町です。
国の伝統工芸品にもなった「有松絞り」を一躍有名にしたのは、参勤交代を終えて帰国する大名たち。国へのお土産として美しい手ぬぐいや反物を買い求め、評判が全国に広がったということでした。
電車だと、名鉄線有松駅より徒歩5分ほど。
駅前の大きなイオンから、突然景色が変わります。
ゲストハウスを始めた理由(オーナー大島一浩さん)
上海で、10年ほどアパレル関連会社を経営。
帰国後、大学生の息子2人がゲストハウスを使って旅をしていたことから、ゲストハウスに興味を持ったとのことです。
物件を探し始めて、半年でのスピード立ち上げは、息子さんの協力もあってのことでした。
もともとデザイナーだった「おかみ」さんがデザインをされていまの空間ができあがってきたとのこと。
お部屋とラウンジ
客室はドミトリー(相部屋)です。
畳の上に、布団を敷いて寝ます。
ラウンジも畳中心。
一枚板で作った手作りのテーブルが並びます。
温かいスープでおもてなし。旅人がいつ訪れてもいいように。
おかみさん手作り、有機栽培の野菜でつくった温かいスープでおもてなし。
オーナーとおかみさんの温かい雰囲気、宿全体の温かい雰囲気で体が温まります。
次は自然栽培米で生酛造り(お酒づくり)
お米は、つむぎて農園と青ノ木農縁にて作っている自然栽培米、イセヒカリ。
(コシヒカリの突然変異種で、伊勢神宮の神田で発見されたので、その名がついた)
仕込みは、生酛造りを3年前に復活させた愛知県岡崎市の柴田酒造さん。
楽しみです。