NPO芸術家の村でもいくつかのサービスを行ってきて、ロゴをデザインしてきましたが、正直、すっごく気に入っているロゴもあれば、そこそこ気に入っているロゴもあります。
ロゴのデザインはシンプルだからこそ、本当に難しく、完成まで半年ぐらいの時間がかかりました。
このロゴができていく過程を残しておきたいと思います。
ゲストハウスの名前を「Little Japan」にする
小さな日本を感じてもらいたい、そんな思いで、「Little Japan」と名前をつけました。
「Come as a guest, go as a firend」「地域と世界をつなぐ」「Meet Locals」「宿と家の間」伝えたいメッセージはいろいろとあったのですが、この名前は心の中でずっと決まっていました。
唯一の懸念としては、これを中国語に訳すと「小日本」となり、これは戦争を思い出す言葉であり、差別用語になることでした。
このため、Little Japanは中国語では「小日本」ではなく「迷你日本旅馆」と訳すようにしています。
暫定のロゴをデザインする
小さな日本を感じてもらいたい「Little Japan」。
小さな日本を感じるってなんだろう、ということで、こんな感じの概念図ができてきました。
そこからこのロゴ。
日本を見つける、ということで、これはこれで気に入っていました。
ただ、このデザインは、四角の場合には、いいのですが、横長にするとなんだか少し違和感があるものでした。
また、カラーも、この色でしっくりくるのですが、Little Japanの基調の色にしたい色ではなく、また、「Find」も一つのメッセージとしてはいいのですが、ロゴにそのメッセージだけを載せたくはないな、などの理由で、あらためて別のロゴをつくることにしました。
外壁のタイルをイメージしたオリジナルフォント
そこで、デザインしてもらったのが、こちらの文字になります。
これは、形、色ともLittle Japanの建物のタイルをイメージしてしてできています。
もともとLittle Japanの物件を選んだ理由の一つが、タイルが気に入ったからだったのもあり、発想は非常に気に入っていました。
ただ、この文字だと、Little Japanが読みづらいですし、シンプルではなく、なんだが「がちゃがちゃした感じ」がしてしまいます。
そこで、頭文字である「L」と「J」だけを使って、マークを作ってみるのは、どうかという話になりました。
「L」と「J」を回して、ひっつけて、離してをしてみる
うーん。
なんか違う
あ、、、、
これだ!!
LittleJapanのロゴの意味
Little Japanのロゴは、外壁のタイルをモチーフに作ったオリジナルの文字「L」と「J」(「Little」と「Japan」のイニシャル)の組み合わせでできています。
2つ文字の組み合わせでできたロゴは、日本列島を表現しており、日本列島の左にピンと立ったアンテナには、「LittleJapanが日本を発信していく」という思いを込めています。
ロゴのデザインで大切にした7つのこと
・四角でも横長でも使える機能性があること
・モノクロ、色の反転をしても使える機能性があること
・読みやすい文字であること
・マークからメッセージが伝わること
・シンプルであること
・時間をかけること
・妥協しないこと
デザインは、Little Japanのカフェ・バーやラウンジ、看板などのデザインも一緒にしたマチナカ製図室さんです。
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