物件が決まると「リノベーションしよう!」となります。
Little Japanの場合には「DIY」(Do it Yourself、自分たちでリノベーションする)と、「プロ」にお願いするリノベーションの組み合わせで工事を進めました。
ただ、実際には、ほぼプロによるリノベーションでLittle Japanは完成しています。
また、建築士さんが入っている場合とそうでない場合がありますが、Little Japanの場合には、建築士さんも入っています。
お金がかかるのも、難しいのも設備や構造
Little Japanのリノベーション費のうち3/4は、設備関係、電気・ガス・水道・消防等と、各種申請をするための建築士さんの費用です。
見た目に見える内装ではありません。
また、法律等の謎の基準に合わせるためだけの工事にも、それなりの費用がかかっています。
内装費は、全体の1/4ぐらいです。
このお金がかかり、難しい面は、プロにお願いするしかないと考えて、建築士さん、工務店さんに工事をお願いしました。
延べ300人以上でDIY
壁塗りの一部と、ベッド作りの一部をDIYでやりました。
延べ300人以上が参加をしてくださり、本当にやってよかったと思っています。
一緒に場をつくれる、というのは嬉しいことで、僕も色々な場に参加したいので、お声がけいただけると嬉しいです。
本当に貴重なたくさんの出会いがありました
DIYについては、別途詳しく紹介したいと思います。
コスト削減のためのDIYはやめた方が良い
一方で、コスト削減のためのDIYはやめた方がよいと思っています。
DIYをすることで、初期費用は多少抑えられる場合もありますが(それも多少です)、それ以上に時間がかかり、オープンが遅れるため、結果的には、よりコストがかかってしまう場合が多いと思います。
家賃等がかからない場合は、自分の時間をタダで計算すれば、多少合うところもあります。
ただ、少なくとも、東京で、賃貸でやる場合には、DIYをやるのはコストは合わないと思います。
建築士さん(設計)
建築士さんに設計をしてもらうかどうか、ということについて、デザインができるのであれば、入ってもらわなくてもできますので、コスト削減等を考えて、入ってもらわない、というのもあると思います。
また、設備設計や構造のみ入ってもらう、というのもあるかと思います。
Little Japanの場合には、デザイン面は、結果としてほぼ自分たちでやりましたが、物件として難しいところもありまして、建築士さんが必要だと判断し、設計をしてもらいました。
物件的に難しいというのは、元々の用途が特殊建築物でなく、住居兼事務所であり、建築士完了検査を受けておらず、確認申請の際の図面もない状態で、規模が100m2を超えるので、用途変更の手続きも必要という状況だったからです。
このあたりは、空き家活用の一つの鍵だと思いますので、また詳しく書きたいと思います。
工務店さん(施工)
すべてお願いしました。
本当にご苦労をおかけしてしまって申し訳なかったのですが、工務店さんがなんとかやりきってくれたおかげで、今のLittle Japanがあります。
また、DIYをやるにしても完全な素人があるのは、時間もかかりますが、工務店さんにとっては手までしかないDIYにも講師として協力をしていただき、そのおかげで、壁塗りWSやベッドづくりができました。
完成をしたあとも、ちょくちょくと覗きに来てくださっており、自信をもってオススメできますので、リノベーションの要望等ありましたら、ご連絡ください。
ただ、いつも複数仕事をもってお忙しそうにしているので、受けられない場合もあると思います。
<書こうと思っている事柄(随時変更します)>
随時、書いていきます。
ご興味の方はぜひ読者になったり、ツイッターのフォローをいただければと思います。
・備品を揃える
・会社をつくる
・事業計画書を書く
・資金調達する
・資格を取る
・旅館業の検査を受ける。許可をもらう。
・booking.comや楽天に登録する
・ホームページをつくる
・地域と関係をつくる