シャッター商店街。どんな光景か、なんとなく想像できますよね。
しかし、どうでしょう。
そんな寂れていた「田舎町」に、IT企業のお洒落なオフィスが並び、東京で見るようなカフェが開業し、全国から親子が集う育児施設ができる光景。
なんと、これを実現させた自治体があるんです!
宮崎県は日南市。
2013年に崎田市長が就任されてから4年間で町は再生の軌道へ乗ることができました。
前回の市長訪問の記事に続き、今回は「地方創生のモデル」日南市の魅力を紹介します!
油津商店街
少子高齢化や過疎化の波に逆らえず、一時はシャッター化していた油津商店街。
この状況をなんとかすべく、ここに20商店を招致するという任務で市は専門家を公募しました。
結果、4年間で増えたのはなんと29店舗。
商店街の姿は一転し、全国的に注目を集めるモデルへと変化しています!
・Aburatsu Coffee
商店街再生の第一号となったのがこちらのお店!
15年前に閉店した喫茶店を見事に甦らせ、どの世代も集まるコミュニティースペースを設置。
喫茶店の雰囲気も残しつつモダンな店内です。
・IT企業のオフィス
油津商店街のスゴいところ、その2。
東京にあるようなIT企業のオフィスが点在すること。
写真は商店街内のもの。
入口を入るとまずは共用スペースがあり、奥にオフィスという形。
共用スペースは高校生の勉強場所等にもなるんだとか。
「助成金で誘致」でなく「起業家支援」の政策を取ったことが、どうも企業誘致成功の秘訣だったようです。
・広島東洋カープの存在感
こちらの宮崎県日南市、実は広島がキャンプ地として使っている場所なんです。
こんなお店や
端が赤く塗られた「カープ一本道」
そしてこちらの真新しい駅舎
というコンテンツだらけの町。
まだまだありますよ、魅力!
・子育て支援センター「ことこと」
こんな素敵な子供用スペースは見たことがない、というレベルの施設かと。
「木」へのこだわりが存分に生きていて、幼児連れの親なら絶対に行きたくなるでしょうね。
子育て施設もあることから、さらに移住しやすい、企業も来やすいという状況を作り出せています。
・バー&ホステル「fan! -ABURATSU-」
こちらも商店街内にあるゲストハウス。
バーと組み合わせることで、通った人も入れるお洒落な空間を提供しています。
残念ながら今回泊ることはできず。。
・こんな場所も!
商店街の空地を利用し、小型店舗をこんな風にして数件設置していたり、
商店街の一部を文字通り「横に切り開いて」できたテラス。
お豆腐屋さんなど。
これらの写真を見てもわかる通り、油津商店街はもはや「商店街」ではなくなっています。
地方創生の「モデル」として注目を集めるわけだ!と感じました。
宮崎県日南市。間違いなくThumbs Up!