4月1日より、中央大学特任准教授に着任をしました。
中央大学が新しく、山梨県北都留郡小菅村、山梨県北都留郡丹波山村、東京都西多摩郡檜原村の奥多摩三村と提携をしてつくる講義の担当をします!
<中央大学のプレスリリース>
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2019/03/42911/
講義の内容は、地域の資源を活かしたビジネスを、2年間かけて、学生と一緒につくること。
Little Japanは「地域の資源を活かした事業をつくる」をミッションに立ち上げた会社であり、このお話をいただいた時にはまさに自分こそがこの担当に適任であると感じました。
学生は1クラス30名でゼミのような形式です。
一つ一つの講義が、村と提携した講義になっており、3村それぞれ別々のクラスがあるので、総勢90名になります!
プロダクトの試作品を作ったりする費用も大学の予算があり、この点も先進的で魅力でした。
この話は、突然決めたのではなく、去年の1月より、ちょうど、Little Japanを新しい支配人に託して旅に出た時から、ずっと次のステップとして考えてきて模索してきたことの一つになります。
なぜこのようなことをやろうと思ったのか、それは、自分で取り組んできたLittle Japanをはじめとした事業について、小さいからこそできることがある一方で、その社会的なインパクトが小さいことが気になっている面もありました。
では、それを横展開するのか?というと、私は横展開という言葉が大嫌いで、同じものを量産して効率よくビジネス規模を拡大していくことに全く興味がもてないです(横展開という言葉を発して僕と言い合いになることはよくあることです)。
一方で、自分のやってきたことの一部でも伝えて、取り組むプレイヤーを増やしていくことは、意味のあることだと思っています。
そんな意味で今回大学での講義の場をもつことができるのがとても嬉しいです。
そしてもう一つが、もっと研究をしたいということです。
どうしても目の前の実務に追われてしまうと、俯瞰した目で見ることができなくなってきてしまいます。
マクロな目でみて、今何が必要とされているのか、ということについても、研究をする時間をもちながら、ビジネスとしてもかたちにしていきたいと思っています。
これまで、パブリック(公務員:農林水産省)、ソーシャル(NPO芸術家の村)、ビジネス(株式会社Little Japan)と3つのセクターで実務を行ってきました。
ここで、アカデミックという新しい分野に取り組めることも楽しみです!!