中央大学で担当しているソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム/チャレンジ(SEP/SEC)の、学生の取り組みが日経新聞に取り上げられました!
この講義の来年のエントリーが11/27〜30で始まるということで、今コロナでオンライン化して引きこもっている中大生へ少しでも届けるために、このプログラムについて少し書こうと思います。
あ、提携してくれる企業さんも募集していますので、企業さんにも是非読んでもらいたいです!
ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム/チャレンジとは
現在、中央大学では、東京都の檜原村、山梨県の小菅村・丹波山村の3つの村と提携して、それぞれの村の資源を活かしたビジネスづくりに取り組んでいます。
このプロジェクトは2年間で、村の方や企業さんと共に、実際にビジネスづくりに取り組む実践的な講義であり、村への交通費や商品開発費の補助など大学からのサポートも手厚いです。
学生たちの取り組みは、「学生が卒業したら終わり」ではなく、優れた取り組みは、「学生が起業して続ける」「村の取り組みとして続ける」や「次の学年の取り組みとして続ける」などとなっていきます。
自分が学生の時にこんな講義があったら、、、、を体現している講義です。
日経新聞で取り上げてもらった取り組み
村で必要とされていることは何か、に常に向き合って、もともとは移住・関係人口・交流人口づくりを目指していたところで、このコロナ。
今、自分たちにできることということで、通常だとすぐに売れている特産のシビエなどが、コロナで売れ残ってしまっている現状に着目し、いくつかの組み合わせでセットにして販売。
後日、村に来訪してもらえるように温泉チケットをつける工夫をしています。
ジビエは家庭では料理しずらいところもあるため、調理法を合わせて発信するなど工夫し、見事に「完売」することができました。
これ春学期のプレゼンの当日朝に完売して、発表の時学生が感動して泣いてて、真剣な感じ、すごくよかった。
ちなみにこの学生メンバーたちは、村に入り浸っておりまして、いつの間にか村の総務課長から空き家活用の相談も受けて、今村の空き家に住んでいたりします。
講義がオンライン化されている中で、東京にいる必要はない。
ぜひ、多くの学生に様々な地域に行ってもらいたいと思っています。
各村での取り組み
・お土産物の少ない檜原村では、新しいチョコレートや蜂蜜ドリンクなどの商品開発をしていたり
・小菅村はすごく渋いのですがめっちゃ面白く木を活用した骨壺づくりをしていたり、
・丹波山村は狩猟の村ということも活かしてサバイバルゲーム施設づくりにチャレンジしていたり
など、村・企業さんと組んで多様な取り組みをしています。
クラウドファンディングで資金調達してすでにかたちにしているチームもあります。
来年2021年のエントリーは今(11/27-30)
そして、この講義の来年のエントリーがこの11/27-30にあります!(4月からじゃないんです!)
この講義は多くが2-3年生の2年間で取る(3-4年生で取ることもできる)ので、今の1年生が来年エントリーをするのですが、コロナの影響で学校に来ないため、学生たちはどこから情報を入手すれば良いのかわからず、、、、でほとんど情報が届かない、、、という問題を抱えています。
おそらく、今年中にエントリーをしないといけないこと、を知らない学生が多い。。。。
というわけで、一人でも多くの中大生に届くように広めていただけるとすごく嬉しいです!!
ちなみに、必修に振替もできるという点でも素晴らしい講義(これも学生知らないらしい)です。
関心ある学生がいる場合には、いつでも話しますので、もし周りに中大生いたらぜひご紹介ください!!